フランクフルト、またはフランクフルト・アム・マイン(マイン川沿いのフランクフルト)は、ドイツ第5位の規模の都市で、活気に溢れたライン川-マイン川の流域地方の中央に位置しています。中世の時代から、商業及び金融の中心として重要な位置を占めてきました。今日では、ドイツ国内およびヨーロッパ連合(EU)における、金融の中心となっています。 マイン川を渡るのに便利な浅瀬に入植地が生まれ、フランクフルトの名称 ’フランク人Franksが渡る ford 場所’は、フランク王国がこの川の横断地点を占拠した時代に遡ります。入植地はほどなく、川の中州の島から北岸まで拡張し、しだいに主要な交易の中心地となり、ヨーロッパ各地から商人たちが集まるようになりました。 1372年には、帝国自由都市へと発展しました。たびたび外国からの侵入にあいましたが、そのたびに、自由都市としての地位を取り戻してきました。フランクフルトは、1562年から1792年までの間、ドイツ王や神聖ローマ帝国の皇帝の戴冠式が行われた場所でもあります。1815年から1866年のあいだは、ドイツ連邦というゆるやかな連合体の実質的な首都となりました。1949年、連邦共和国(西ドイツ)の首都にボンが選ばれましたが、それでもなお、フランクフルトの金融の中心としての地位は、変わらずゆるぎませんでした。 地元っ子のなかには、フランクフルトのことを、高層ビルの街並がニューヨークのマンハッタンを連想させるとして、’マインハッタン’と呼ぶ人もいます。両岸の現代的なビルや、第一級のビジネス地区に拠点を置く企業群は、フランクフルトの経済的な影響力や強大さの指標でもあります。